すずり　硯　赤間硯　松彫刻蓋付き　筆置き付き　昭和13年栞　元祖　⭕️大森玉池軒

NO.117⭕️大森玉池軒の赤間硯(昭和13年春の栞有り)[1] 縦　168mm[2] 横　99mm[3] 厚み　27mm(蓋含む) 重さ　652g[4] 作硯者　大森玉池軒(年代から推察し、大森久三郎匠作)[5] 彫刻サイン　玉池軒製　(蓋裏には、贈呈　下関市とあります。)[6] 箱　別漆木箱(黒漆地に、大名行列の奴さんなど5人が描彩されています。)(赤間関硯の由来が書かれた昭和13年春の栞があります。)[7] 程度　目立ったキズ等ありませんが、すでに77年~84年程経過しておりますので、細かいスレ等があります。神経質な方は、ご遠慮下さい。[8] 形状　石蓋付き、筆置き付き自然硯◉作品日本で唯一と言える味わい深い赤系の赤間石は、その色合いもさる事ながら、きめ細かく硬くて緻密な石質、美しい石肌が特徴的です。○この作品は、兎に角古硯で、硯陰には石割りした際の鑽の跡が残っています。製作時期から戦前の名工の大森久三郎匠が推察されます。蓋には、松肌の樹形や松葉が彫刻され、ツマミを一段高くして3松葉を付けてあり、周りを削り下げています。本体と蓋がピッタリとはまっていますのでその高い技量が判然としております。ツマミの下側に、赤間石独特の緑青色の石紋が、小豆色の地色の中にポツンと見られます。(画像2,8)丘は、綺麗な小豆色一色でツルツルで、使用して良し、眺めて良しの作品ではないでしょうか。通好みの作品ですのでご一考ください。◉大森家について○豊臣秀吉より、大森の性を賜る。○初代大森玉池軒　大森頼寿(1868年初代となる。)(大森家直系の大森茂十郎の弟子として家督相続する。)○二代大森玉池軒　大森源蔵(次男)(明治8年~二代)○三代大森玉池軒　大森久三郎(養子)(昭和20年逝去) ⭕️なお、初代の長男で大森頼三は、[なんでも鑑定団]での例の破格値のついた超名工の「珏泉堂」でありますが、匠は、家督を継がずに、堀尾卓司家に出入りして多くの示唆を与えております。○大森玉池軒の作品は、明治、大正期には、陛下へ献上されております。○大森玉池軒は、久三郎匠で最後となり、昭和20年に堀尾卓司匠に玉池軒家を託しました。※画像にて十分にご確認ください。※私のプロフィールを一読下さい。※⭕️私の今迄に掲示した作品をご覧ください。(他に70点程あります。)

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